風水ってなに?

風水とは古代中国人の作り出した環境に関する言葉です

人がどのように環境に調和し、盛衰を繰り返すかを研究したものです。
風水という知識は少なくとも6000年以上前にさかのぼり、古代の人々の経験と観察を
蓄積したもの名のです。

例えばどの場所が安全か、住居に適切であるか、どこが厳しい環境から守ってくれるかなど・・・
安全で好都合な住居を捜し求め生きてきた結果なのです。

この知識は次第に範囲を広げ、抽象的な観念も含むようになります。
例えば宇宙観、星や方位、時間の影響、現象に働く目に見えない力など、
人間の冨と盛衰に強く影響を及ぼす事柄などです。

この知識は『観興』(かんよ・天地を観るの意)と最初は呼ばれました。
これらの知識は家を建てるため、さらには先祖を埋葬するための良い場所の選択において、
皇帝や貴族から一般人にまで普及していきました。

紀元前300年ごろ郭璞(かくはく)が『葬経』(そうきょう)を書きました。
彼は文の中でこう書いています。

「気は風に乗ずれば散じ、水にへだてられれば即ち止まる」
(乗風即散 界水即止)

この文は風と水を、幸運を呼ぶ風景地形を決めるための鍵となる要素であると述べています。
それ以来『風水』として一般的に知られるようになりました。

風水を知ることは自分の環境や運勢を知ることだと言えます。

五行(ごぎょう)

五行には五つの物体、木・火・土・金・水 で表現されます。
これらは万物の基本構成物です。

五行は物理的物体にとどまらず、すべての出来事や抽象的な事柄の背景となる力にも
当てはまります。

感情・味覚・季節・方位・内臓も五行に分類できます。
五行がすべての生命の基本構成要素であることを理解できるだけでなく、
そのお互いの関係も理解することができます。

それが相生(そうじょう・プラス)相剋(そうこく・マイナス)の関係です。
自分の五行を知り、必要な五行を知ることで気の回りを良くすることで
運勢が上がるのです。

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